岩手県一関市産のもち米を100%使用した異色の日本酒が19日、発売された。一関伝統のもち食文化をPRする新たな酒を造ろうと、一関市の酒販店や農家、酒蔵が結集。完成した限定生産品「結(ゆい)」はまろやかな飲み口と切れのある後味が特長で、辛口の白ワインのような味わいを醸し出す。

 原料に一関もちの里生産組合が生産したもち米「こがねもち」を150キロ使用した。こうじも磐乃井酒造が通常の酒造好適米ではなく、もち米を使って仕込んだ。

 リカーショップコンノ代表の今野公英さん(52)が、首都圏在住の一関出身者に向けてもちを使った飲料を作れないかと発想。「人と人とを結ぶ願いを込めた酒。来年以降も酒造りを継続し、飲んで古里を思う酒として親しんでほしい」と語る。

 1本720ミリリットルで2000円。350本限定。連絡先はリカーショップコンノ0191(23)3633。