青森県は25日、新たに同県八戸市の60~70代の男女4人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれも県内初感染が確認された同市の70代男性とともに9~15日、スペインへの団体旅行に参加。県内の感染者は計6人となった。

 県や市によると、新たに感染が確認されたのは、自営業の60代の夫婦と、いずれも無職の70代の女性2人。60代の夫婦は無症状で、70代女性の2人は帰国した16日以降、発熱や軽度のせきなどの症状が出たが、25日現在、治まっているという。4人とも市内の指定医療機関などに入院した。

 60代夫婦は市内で一般客が訪れる店を経営するが、帰国後は接客していない。濃厚接触者は夫の妹と母、70代女性の1人が同居する姉の計3人。いずれも症状は現れていない。市は健康観察を実施し、PCR検査を進めている。

 4人ともスペインから成田空港に到着した16日に新幹線で八戸市まで移動し、同行者の車やバスで帰宅した。県や保健所が帰国後の行動を詳しく調べている。

 団体旅行には、県内から八戸市の9人と階上町の1人が参加。23日に同市の70代男性の感染が確認されたため、県が他の9人のPCR検査を実施し、うち5人は陰性だった。