東京五輪聖火リレーの出発式が予定されていた福島県のサッカー施設Jヴィレッジ(楢葉町、広野町)では25日午後、ステージの解体作業が行われた。海外メディアを含む報道関係者が多数見守る中、会場は静けさに包まれた。

 同日午前には、聖火皿と装飾の花が置かれたステージを背に、スタッフら約200人が記念撮影する姿があった。高さ約8メートル、幅20メートル以上あるステージは既に組み上げを終了。最後に同日のリハーサルを残すのみだった。

 スタッフの一人は、取材に「来年こそは出発してほしい」と話した。聖火リレーは26日にスタートし、121日間かけて47都道府県を回る予定だった。

 26~28日に聖火リレーが予定されていた福島県内の各市町村も、中心部などにフラッグや横断幕を掲げるなどして歓迎ムードを盛り上げていた。本宮市の担当者は「すぐには撤去せず、このまましばらく様子を見たい」と語った。