新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、達増拓也岩手県知事は1日の定例記者会見で、東京都と神奈川、埼玉の2県に1泊以上して岩手に来る人に対し、2週間程度の自宅待機や在宅勤務を要請した。

 達増知事は「出発地にかかわらず、1都2県に住んでいた方と同様の自粛をしてほしい」と求めた。自宅待機中に家族が感染するリスクにも触れ「濃厚接触にならないよう注意して」と呼び掛けた。

 県人事課によると、職員に対する出張の自粛要請はしていない。3月、全職員に出張や会議の必要性を慎重に検討するよう通知しており、自粛の必要性は継続的に考えるという。

 県は、1都2県と千葉から転居してくる新入職員20人にも2週間の自宅待機を要請。人事異動などで東京方面から岩手に転勤する約20人は、所属長に把握を求めた上で個別に対応する。

 知事の東京出張は5日まで予定がなく、6日以降は未定という。