国連が定める世界自閉症啓発デーの2日、岩手県陸前高田市で東日本大震災の津波に耐えて残った「奇跡の一本松」が青くライトアップされた。幹や葉が、癒やしや希望を表す自閉症のシンボルカラーに染まった。

 自閉症を含む発達障害への理解を深め、障害のある人たちを応援しようと、世界各地で実施するブルーライトアップに合わせ、市が企画した。6個の発光ダイオード(LED)照明を使い、午後5時半から3時間にわたって青く照らした。

 同市では、2015年に一本松と市中心部のかさ上げのために土砂を運んだ巨大ベルトコンベヤーを青くライトアップしたのに続き2回目の実施。

 斎藤晴美市福祉部長は「多様性を互いに認め合う社会づくりを考えるきっかけにしてほしい」と話した。