宮城県気仙沼市の40代自営業男性の新型コロナウイルス感染が確認された5日、菅原茂市長は市役所で記者会見し、市民に対し市内外への不要不急の外出自粛を要請した。市立小中学校は17日まで臨時休校し、公共施設は5月10日まで利用を中止する。

 市内の計25小中学校は今月8日に始業式、8、9日に入学式の予定だったが延期し、学校再開後に実施する。学童保育の受け入れは、一両日中に対応を決める。

 市立幼稚園5園は予定通り8日に始業式、9、10日に入園式を行い、市立保育所は通常通り開所する。

 利用を中止する市の施設は気仙沼図書館や市総合体育館、「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」、リアス・アーク美術館、公民館、児童館など。市主催のイベントや会議も、5月10日まで原則中止する。

 人が密集しやすい市役所での転入手続きは、受け付け後に車での待機や、時間を置いて再訪するよう呼び掛ける対策を取るという。

 県による市在住者の感染確認の発表を受け、市は急きょ対策本部会議を開き方針を決めた。菅原市長は「市内で感染者が出たのは残念。拡大しないよう、男性の行動歴や濃厚接触者の有無など県の調査結果に基づき対応していきたい」と話した。