新型コロナウイルスの感染拡大を受け、宮城県と仙台市が不要不急の外出自粛を要請した週末の5日、桜が満開となった青葉区の西公園は、閑散とした雰囲気だった。例年のような花見客のにぎわいはなく、桜を一目見ようと訪れた市民の多くはマスクを着けてひっそりと花を眺め、短い時間で立ち去っていた。
 近くに住む40代の女性会社員は、満開の桜をせめて写真に収めようと足を運んだ。「多くの人でにぎわった昨春とは対照的な景色だが、仕方ないと思う。一日も早く新型コロナが終息してほしい」と話した。
 公園入り口には、市が「多くの人が集まっての花見は控えてほしい」との張り紙を掲示。露店などはなく、宴会の自粛を呼び掛けるため、警備員が配置された。