宮城県亘理町吉田中2年の男子生徒=当時(14)=が2019年3月に自殺した問題で、第三者委員会として設置された亘理町いじめ問題対策専門委員会の臨時委員会は6日、第9回会合を開いた。

 委員長の土井浩之弁護士は審議後の取材に対し「事実関係の調査は一段落した。今後、男子生徒の心理状態について専門家の助言を受けながら分析したい」と述べた。報告書の取りまとめは夏以降になる見通し。

 委員会は3月の前回会合以降、男子生徒と交友関係のあった生徒6人を聴取し、事実関係を再確認した。さらに、別の1人から聴き取りする方針。

 土井委員長は「一つの原因で自死に至った事案ではない。際立ったいじめ、悪意を持った攻撃はなかった」との見解を改めて示した。