新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、仙台市をはじめ宮城県内の複数の自治体で授業再開の延期が決まったことについて、河北新報社は6日、会員制交流サイト(SNS)の無料通信アプリ「LINE」を使い、読者らに意見を尋ねた。仙台市などの1週間延期という方針に対しては、「もっと長く」「1週間で何が変わるのか」との要望や批判的な意見が目立った。

 多くの回答者は「大型連休前後など、さらに休校期間を延ばすべきだ」と強く求めた。仙台市若林区の男性会社員(33)は「学習の遅れや家にいるストレス。問題はたくさんあるが命が最優先だ」と強調した。

 宮城野区の母親(37)は「子どもは心臓を手術しており、感染が怖い。感染防止を重点に置いた方がいい」と答えた。

 一方、市内の女子高生(16)は「休校の延長が決まり、遊びに出掛けようと話している同級生が何人かいる」と若者の自覚を求めた。休校中の受け皿となる学童保育について「現場は限界ではないか」と心配する声や、子どもたちの精神的な負担が増すことを懸念する声もあった。

 若林区の女性(36)は「共働きのため学校がないと非常に困る。祖父母も疲労が蓄積し、このままでは大変厳しい」と早期再開を訴えた。

 「休校中も学習塾は夜遅くまで開校しており、教育格差がさらに広がる」「保育所や幼稚園も休園しなければ、感染の拡大は止まらない」などの意見も。インターネット授業の導入や夏休みの短縮、クラスや学年ごとに登校日を分けるといった工夫、対策を求める声も相次いだ。

 調査は「読者とともに 特別報道室」のLINEでお友だち登録している人に質問を送り、111件の回答があった。