福島県は16日、県職員1人を含む9人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の1日の感染確認数としては過去最多。県内の感染者は計49人となった。県職員の感染は初めてで、記者会見した内堀雅雄知事は「改めて感染防止の徹底を図る」と述べた。

 県によると、感染した県職員は田村市の30代女性。県環境創造センター(三春町)に勤務し、3日に頭痛など、4日に発熱の症状が出た。濃厚接触者は少なくとも同居家族1人。センターは開館を続ける。

 さらに、いわき市の10代男性と50代男性2人、本宮市の50代女性2人、大玉村の50代女性、広野町の50代男性、南相馬市の60代男性が感染した。

 いわき市の3人は39例目の60代男性会社員の同僚。本宮市の50代女性1人は32例目の50代女性同市職員の同僚。残り5人の感染経路は現時点で不明。

 県感染症対策アドバイザーの金光敬二県立医大教授は「感染経路が不明の人が多いのは悪い兆候と言える」と述べた。