モモの産地として知られる青森県平川市の農園でモモの花が満開を迎えた。濃いピンク色の花々が敷地内を鮮やかに染めている。
 同市のきむら果樹園では1ヘクタールに150本以上のモモの木を植えている。「川中島白桃」や「あかつき」といった品種を栽培し、8月上旬から出荷を始めるという。園主の木村俊雄さん(73)は「今年は花が咲く時期に天気が良く、おいしくなると思う」と話した。
 収穫期のリンゴが被害に遭った1991年の「りんご台風」を契機に、市内では台風前に収穫できるモモの栽培が本格化した。木村さんを中心に地元の農家数人で始めた栽培は若手生産者を中心に広がり、「津軽の桃」としてブランド化が進んでいる。