新型コロナウイルスの感染拡大に伴い休校が続く高校生に向けて、一般社団法人未来の準備室(白河市)がテレビ会議システム「Zoom(ズーム)」を使ったオンライン自習室を開設した。

 対象は市内在住か市内の高校に在学する生徒で、参加無料。市出身者を中心に東大や東北大、福島大などに通う大学生10人がボランティアで相談役となり、学習支援に当たる。

 毎日午後4~6時の2時間で、初めの90分間は各自が課題に取り組み、大学生が質問を受け付ける。残り30分間は高校生と大学生が受験や大学生活について気軽に語り合う時間とした。

 自宅にいても自習室のような程よい緊張感が味わえ、他の人の勉強を邪魔せずに質問できる点が魅力。4日に始まった自習室はこれまで1日平均4人が利用した。休校が続く今月末まで続けるという。

 未来の準備室は、市内で高校生や若者の交流の場として「コミュニティー・カフェEMANON(エマノン)」などを運営する。新型コロナの影響で図書館など公共施設も休館している中、高校生の自宅での学びを支援しようと企画した。

 青砥和希理事長(28)は「自学自習で教材だけと向き合うのは限界がある。自分の部屋など安心できる環境で、生活の不安などを相談するだけでもいい。気軽に参加してほしい」と話した。