山形県の吉村美栄子知事は12日の定例記者会見で、新型コロナウイルス対策として4月25日~5月10日に県境付近など計7カ所で実施した来県者への検温に計5861人が応じたことを明らかにした。13日にも予定するが「例年より人々の往来は減少した。県域での活動の成果が出た」と強調した。

 緊急事態宣言が14日にも山形を含む34県で解除される見通しになったとの報道については「本県の解除は妥当だが、全国的には収束していない」と述べ、当面は県境を越える往来自粛への協力を呼び掛ける考えを示した。

 吉村知事は「県新型コロナ対策応援金」の創設にも言及。医療関係者や感染拡大で影響を受けた人、事業者らのため、県が広く寄付を募って支援する。金融機関に指定口座を開設し、13日から応援金を募る。

 県の各総合支庁には12日、新たに中小企業や小規模事業者の事業継続に関する相談窓口を設置した。総合支庁や県企業振興公社のコーディネーターが相談を受け、商工会議所などと連携し、伴走型の支援を行う。