東京電力は13日、福島第1原発2号機の使用済み燃料プールの内部調査に向け、水中ドローンの操作訓練を始めた。福島県南相馬市の福島ロボットテストフィールドで3日間実施し、6月中旬に予定する調査に備える。

 訓練では燃料プールに見立てた大型水槽にドローンを潜らせ、底と壁面に設置した文字盤に書かれているアルファベットと色を識別した。操作は本番と同様に全て遠隔で行った。

 東電は2号機燃料プールに保管中の615体について、2024年度にも取り出し作業を始める。内部調査は燃料の状況などを詳しく確認し、取り出しに使う設備の検討に必要となる。2号機は建屋内の放射線量が高く、これまで調査が実施されてこなかった。

 同フィールドは3月末に全面開所した。第1原発の廃炉に関する訓練が行われるのは初めて。