新型コロナウイルス感染拡大の影響で今季のサクランボ狩りを自粛する山形県東根市内の観光果樹園の旬の味を楽しんでもらおうと、市観光物産協会が「新型コロナに負けるな」と銘打ち、宅配用に主力品種「佐藤錦」1キロ詰めの販売を始めた。

 協会に加盟する観光果樹園25カ所は5月初め、サクランボのもぎ取り中止を決めた。サクランボ全国生産量の約4分の3を占める山形県で、東根市は市町村別で栽培面積がトップ。市内のサクランボ狩りは例年約18万人を集め、県内では寒河江市と並んで多い。

 今季は観光需要が見込めないため宅配に活路を求め、来園を考えていた人向けに割安の商品を企画した。各果樹園のサクランボを検品した上で発送する。協会は「今季はもぎ取りを我慢していただき、自宅で楽しんでほしい」と呼び掛けている。

 購入申し込みの締め切りは31日。送料込み3500円。6月15~30日に届く予定。協会のホームページで注文を受け付ける。連絡先は協会0237(41)1200。