福島県相馬地方の伝統行事、相馬野馬追(7月25~27日)の執行委員長を務める門馬和夫南相馬市長は15日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため大幅に規模を縮小し、無観客で実施すると明らかにした。
 野馬追に関わる中村(相馬市)、太田、小高(南相馬市)3神社の神事を中心にいずれも少数の関係者が境内で行う。南相馬市原町区で26日に予定した甲冑(かっちゅう)競馬と神旗争奪戦は取りやめる。25日に中村神社である総大将出陣の儀式は実施するが、市街地での騎馬武者行列は一切行わない。
 門馬市長は「相馬地方に住む人々の安寧を願うという古くからの野馬追の意義を継承しつつ、最小限の規模にした」と説明した。昨年の野馬追には約16万人の観光客が訪れた。