ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている八戸市の蕪島で、ひなのふ化が始まった。茶色の産毛をまとったひなが親鳥に見守られながら、よちよち歩きで時折巣を出入りしていた。
 23日朝までに少なくとも12羽のひなを確認した。ふ化は6月上旬にピークを迎える。7月下旬ごろ、約5000羽が親鳥と共に北海道へ旅立ち、蕪島には2年後に戻ってくる。
 ウミネコの保護監視員山内亮さん(67)は「ここ数日気温が低かったので心配だったが、無事ふ化して安心した」と話した。