新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済対策として、鶴岡市がドライブスルー方式で23日に発売したプレミアム付き飲食券に人気が集中し、販売会場となった市郊外の小真木原運動公園周辺では購入希望者らの車で大渋滞が起きた。市民から苦情が相次ぎ、市は対面販売を中止して郵送方式に変更することを決めた。

 市によると、車が並び始めたのは午前5時ごろ。予定を早めて同8時15分に販売を始めたが、当初の販売開始時刻30分後の同10時半には販売予定枚数に達するとして公園を閉門した。公園周辺で発生した渋滞は一時、4キロ四方に広がった。購入できなかったり、巻き込まれたりした人は相当数に上るとみられる。

 市には午前中だけで200件近い苦情が殺到。市はドライブスルー方式などでの販売を中止し、25日から郵送による応募抽選を実施すると発表した。皆川治市長は「混雑を避けるためにドライブスルーにしたが、見通しが甘かった」と陳謝した。

 市の飲食券は市内の飲食店で9月末まで使用できる。1セット6000円分を3000円で購入でき、1人3セットまで。約3万セットのうち、1万セットを初日の23日に同公園で販売する予定だった。