将棋駒の生産量日本一を誇る山形県天童市発祥の「66将棋」が、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」向けの対人専用将棋アプリ「将棋盤」の中に新たに追加された。ブルートゥース(無線通信)機能を使うと「密接」を避けての対局が可能。新型コロナウイルス収束後の同市への観光誘客も見据え、天童商工会議所は普及を目指す。

 66将棋は縦横各6マスの将棋盤を使うボードゲーム。歩6枚と王、金、銀、桂馬、香車各1枚のほか、飛車と角行のどちらかを選ぶ。短時間で勝負がつくのが特徴だ。

 アプリでは駒を動かせる位置を色で示すため、初心者でもルールを学びながら指すことができる。ダウンロードして利用する。

 今回の追加は天童商議所による町おこし事業の一環で、企画に賛同した京都市のアプリ開発会社が無償で引き受けた。画面の背景は同市の人気行事「人間将棋」やサクランボと、天童らしいデザインに仕上げた。

 商議所総務課の大内久幸係長(40)は「気軽に楽しく脳トレができると思う。将棋を指したことがない人はアプリでルールを覚え、収束後に天童市へ本物の駒を買いに来てほしい」とアピールする。