山形大と東北芸術工科大(山形市)は、山形県の地域活性化に向けた連携活動に関する覚書を締結した。第1弾として、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けている観光業の支援のため、山形県の魅力を映像で発信する共同事業を始める。

 両大学は、「ビジネス」「テクノロジー」「クリエーティブ」の3要素を有機的に連動させ、イノベーション(変革と価値創造)を起こすことが地域や企業の発展に必要という考えで一致した。

 第1弾の共同事業は「山形グローバルブランディング事業」。観光で主流だった「モノやコト」ではなく、伝統工芸品の職人らに焦点を当てるなど「なぜ山形からモノ(コト)が生まれるのか」をテーマに映像コンテンツを発信する。

 映像制作は、山形大招聘(しょうへい)講師でクリエーティブ・ディレクターのマンジョット・ベティ氏(インド出身)と東北芸工大が担当。事業に賛同する自治体や地元企業などと連携する。

 今後は、地元の企業活動のイノベーション支援や、事業創出による若者の地元定着促進などで協力することも検討している。