福島県伊達市伏黒の二井屋公園で白や赤、桃色のポピーが見頃を迎えた。地元ボランティアが15年以上にわたり丹精込めて育ててきたが、メンバーの高齢化によって今年限りで閉園する。

 約70アールの園内一面にポピーをはじめルピナス、アヤメなど20万本以上が咲き誇る。マスクを着けた来園者が「今年で終わりと聞いて来たよ」「お疲れさま」とメンバーにねぎらいの言葉を掛けた。

 公園がある辺りは戦前まで地域で一番のサクラの名所だった。かつての姿を再現しようと地元有志が「二井屋公園を守る会」を結成し、2003年ごろサクラや花を植え始めた。

 守る会代表の小野和子さん(78)は「毎年、どう花が咲くかを楽しみに続けてきた。来園者に分けた種や苗がどこかで咲き続けてくれるといい」と話した。