青森市で青森国際ホテルを運営する国際ホテル(同市)が青森地裁に自己破産を申請し、受理されたことが26日、分かった。帝国データバンク青森支店によると、負債額は約16億円。新型コロナウイルス感染拡大に伴う休業が、資金繰り悪化に拍車を掛けた。

 1948年7月開業の老舗だった。青森支店などによると、申請は25日付。従業員78人全員を解雇した。80年完成の建物は客室67室で、宴会やレストラン部門中心の営業形態だった。

 多額の改装費を投じたブライダル部門が伸び悩み、2013年3月期に約9億円あった売上高は20年3月期に約7億円まで落ち込んだ。新型コロナの影響で宴会需要が急減。4月21日から全館休業を強いられ、新たな融資も受けられなかった。

 土地と建物は、病院・福祉施設向け給食事業を手掛ける青森市の「城ケ倉観光」が20日付で買収した。ホテルやレストランとして再開させる方針で、元従業員を10人程度を雇用する。