秋田県は27日、新型コロナウイルスの感染予防対策として、妊婦らのPCR検査実施費やプレミアム付き宿泊券の発行費などを盛り込んだ総額66億1848万円の2020年度一般会計補正予算案を県議会に提出した。28日の本会議で採決される。

 PCR検査の関連経費は5607万円。対象は里帰りを含む県内で出産する妊婦と同行する妊婦の子どもで、期間は6月1日~9月30日。18年の県内出産件数などを考慮し、約4カ月分に当たる2500人分の検査費を確保した。

 佐竹敬久知事は「縁故のある人をむげにしない県だとアピールすれば移住定住の促進にもつながる。安心して出産できるよう体制を整えたい」と話した。

 県内で使用できる県民向けのプレミアム付き宿泊券と飲食券の発行事業費に31億8365万円を計上。宿泊券は40万枚、飲食券533万枚を発行し、宿泊券は1枚5000円を半額で、飲食券は1枚1000円を700円で購入できる。6月上旬から購入の申し込みを受け付け、中旬から販売する。

 感染拡大による臨時休校の影響で授業が遅れた受験生が夏休み中も学習できるよう、県立高校3年生の教室にエアコンを設置する。設置費は2億4858万円。設置済みの7校を除く43校の165教室に2台ずつ取り付ける。