水田や民家の防風林が広がる里山を一望し、朝日に照らされた風景を楽しむ「夜明けの散居集落 写真撮影ツアー」(やまがたアルカディア観光局主催)が30日、山形県長井市であった。

 山形県内の写真愛好家ら5人が参加。同市在住の山岳ガイド八木文明さん(66)の案内で午前3時から約1時間かけ、標高約600メートルの展望場所まで歩いて登った。

 太陽が午前4時25分ごろに姿を現すと、参加者は朝日に染まる集落を思い思いに撮影した。南陽市の県職員後藤大助さん(50)は「集落を見るのも夜明け前の登山も初めて。きれいな風景を実感した」と話した。

 長井市や山形県飯豊町では、散居集落で田植えが進む5、6月の一時期、朝日が水田に反射する美しい風景が見られる。参加者は新型コロナウイルスの感染予防対策として、登山中もマスクを着けるなどした。

 ツアーは初めての開催。6月6日にも県内の希望者(先着8人)に限定して実施する。参加料2500円。連絡先は同観光局0238(88)1831。