福島市が福島県と整備を進める「道の駅ふくしま(仮称)」の建設計画が固まった。東北中央自動車道福島大笹生インターチェンジ付近に2022年春の開業を予定し、早ければ今秋に着工の見通し。

 広さ約2万7600平方メートルの敷地は、飯坂温泉と土湯温泉を結ぶ県道「フルーツライン」に面する。観光案内所や農産物販売所、レストラン、屋内子ども遊び場、ドッグランを整備。災害時に備え、防災倉庫も設ける。駐車場は269台分を確保する。

 市は8月、NPO法人や民間企業を想定した指定管理者の公募を始める。候補者を絞り込んだ上で市議会12月定例会議に議案として提出し、最終決定する。指定期間は開業後10年。

 東日本大震災からの復興の象徴になる拠点施設を新たに設置しようと、市が16年に基本計画の策定に着手。米沢、相馬両市に至る東北中央道が走る好立地条件を地域振興につなげるため、県と協議しながら計画を進めてきた。

 今年2月、国土交通省から「重点『道の駅』」に指定された。5月には福島市内で開業に向けたキックオフミーティングがあり、木幡浩市長と市民らが道の駅に求められる役割をテーマに意見交換した。