全国でシネマコンプレックス(複合型映画館)を運営する松竹マルチプレックスシアターズ(東京)は29日、宮城県利府町のMOVIX利府を10月31日で閉館すると発表した。同社は「契約満了に伴う措置」と説明している。

 MOVIX利府は、新型コロナウイルス感染拡大防止策として4月から約1カ月休館し、5月18日に再開。客足が大幅に減り、休館前の3割程度にとどまっていた。

 同館の山田宗喜マネジャーは「コロナの影響は大きかったが、閉館はあくまで契約上の話で予定していたこと」と説明する。

 同館は2001年3月開館。12スクリーン計2438席のシネコン。県道8号通称「利府街道」沿いにあり、町役場やイオンモール利府に隣接する商業集積地「利府ペアガーデン」内で営業する。

 イオンモール利府によると、今冬同町に開業予定の大型商業施設「イオンモール利府」新棟に、新たに映画館がオープンする予定という。

 熊谷大町長は「イオンモール利府の新棟が冬に開業するなど、町がリニューアルしていく流れの一つなのだろう」と述べた。