青森県などが開発し、今年初めて全国デビューする大玉サクランボ「ジュノハート」の初競りが30日、八戸市中央卸売市場であった。上位等級品「青森ハートビート」15粒入り1箱(約250グラム)が昨年のジュノハートの最高額の倍となる30万円で落札された。

 30日は、主産地の三戸、南部両町産のハートビート13箱と、ジュノハート15粒入り(約180グラム)23箱、100グラム入りパック15個が競りに掛けられた。ジュノハート15粒入りは8万円の最高値を付け、100グラム入りは1万4000円で取引された。卸売業者を通じ、宮城県を含む全国に流通する見通し。

 最高値でハートビートを競り落とした長塚青果(千葉市)八戸支店の梅田信弘支店長は「色が濃いものを選んだ。ものが良く、何が何でも競り落としたかった」と喜んだ。

 八戸農協のさくらんぼ専門部長、山田仁志さん(52)=三戸町=は「昨年の倍まで上がるとは思わなかった。全国展開に向け、生産者として励みになる」と話した。

 ジュノハートは実がハート形で3L(横径28ミリ以上)より大きく、甘みと酸味のバランスがよく、日持ちするのが特長。昨年、県内限定で発売された。今年は昨年の1.8倍となる600キロの収穫を見込む。