宮城県は31日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を県庁で開き、5000人以下とするイベント開催の人数制限を8月末まで継続することを決めた。国の方針に合わせ、1日に予定した制限緩和を見送った。

 屋内、屋外ともに5000人以下とし、屋内は収容定員の半分程度以内とする制限を維持。祭りや花火大会など全国的な人の移動が見込まれるイベントは、引き続き中止を含めた慎重な検討を主催者に求める。

 感染防止対策を講じる飲食店をPRするポスターを配布し、自店で掲示する取り組みを3日に始めることが報告された。

 県は7月20日、新型コロナ特別措置法24条9項に基づき、酒類提供や接待を伴う飲食店を対象に感染拡大予防ガイドラインの順守を要請。建築物衛生法や食品衛生法による立ち入りの際にガイドラインの順守を働き掛けるとともに、県民にもガイドラインを順守していない飲食店の利用自粛を呼び掛ける。

 県内で感染確認が相次ぐ現状を巡り、村井嘉浩知事は、専門家の見解を踏まえた上で「第2波と捉えていない」と説明。夏休みの過ごし方については「(政府観光支援事業の)『Go To トラベル』を有効活用するためにも、まずは県内、足を延ばしても東北ということを心掛けてほしい」と訴えた。