日本郵便は31日、全国各地の花火を風景とともに捉えた写真によるオリジナルフレーム切手「日本の花火」を発売した。「ハナビスト」を名乗る大阪府の写真家冴木一馬さん(62)=山形県鶴岡市出身=が撮影した全10枚で、東北から宮城県登米市と山形県鶴岡市の2枚が選ばれた。

 鶴岡市の「赤川花火大会」は、夜空から地上近くまでを花火が一斉に彩る様子を切り取った。登米市の「ふるさと花火in長沼」は、大輪を背景に長沼フートピア公園のシンボル、風車が浮かび上がる1枚。隅田川花火大会(東京)、長岡まつり大花火大会(新潟)なども取り上げた。

 今年は新型コロナウイルスの影響で登米、鶴岡とも開催が見送られた。冴木さんは「日本の花火の発祥は疫病退散の願い。今年は中止が相次ぎ残念だが、世界に誇る日本の芸術を切手で感じてほしい」と話す。

 台紙と解説書付きで1セット2020円。東北の30カ所を含む全国約460の郵便局と日本郵便のネットショップで販売する。