マイナンバーカードの交付申請の急増に伴い、仙台市が予約制の交付窓口「マイナンバーカード特設センター」を10月29日に開設することが15日、分かった。青葉区のアエル5階、仙台駅前サービスセンターに併設する。カード所有者を対象とした総務省のマイナポイント事業が始まり、交付申請がさらに伸びると見込まれ、各区役所・総合支所以外にも窓口を設ける。

 マイナンバーカードは郵送や専用サイト「マイナポータル」などで交付を申請し、数カ月後に交付決定の通知が届けば受け取れる。

 センターは平日正午~午後7時、土日午前10時~午後5時に対応する。居住する区役所・総合支所で受け取る場合は予約不要だが、センターの場合は10月12日以降、今後開設する専用サイトで事前に予約する。

 市によると、市内の交付率は8月末時点で21.3%にとどまるが、5月以降は前年の2~6倍の申請があり、毎月1万件を超える。交付枚数も増加し、8月は1万2247枚に達した。

 国民1人に10万円を配る特別定額給付金で、カードによるオンライン申請を実施したほか、カード所有者がキャッシュレス決済で買い物すると、ポイント還元するマイナポイント事業が今月1日に始まり、交付需要が伸びたとみられる。

 各区役所の窓口は混雑が常態化し、青葉区は8月に待ち時間が最大100分に及んだ日があった。新型コロナウイルス感染を防止するため、窓口の混雑緩和は急務となっており、交付体制の強化が課題だった。