宮城県山元町は16日、東日本大震災の震災遺構「中浜小」の内部を報道機関に公開した。児童や保護者ら90人が避難し一夜を過ごした屋上の屋根裏倉庫をはじめ、突き破られた教室の窓、流れ込んだ樹木が津波の威力と被災直後の様子を伝える。26日から一般公開される。

 中浜小は鉄筋コンクリート2階で海岸から約400メートルにあり、2階天井近くに達する高さ約10メートルの津波が襲った。屋根裏倉庫には、暖を取るために敷いた段ボールや学芸会の道具が当時のままの状態で残っている。
 避難した90人全員が翌朝、救出された。同小は2013年3月、閉校した。