仙台市青葉区のファッションビル仙台フォーラスは5階のメンズフロアをリニューアルし、東北初出店となる自転車専門店「ライダーズカフェ」を誘致した。衣料品の不振が続く中、趣味を楽しむ専門店や地元密着の店を組み合わせ、トレンドを発信する売り場構成に仕上げた。

 福岡市に本店があるライダーズカフェは17日オープン。店頭にはパンクしないタイヤを備えるBMXやピストバイクが並ぶ。サドルやペダル、タイヤの色や形を選べるのが特徴だ。

 矢吹智店長(40)は「カスタマイズで自分だけの自転車に愛着を持ってもらえる。新型コロナウイルスの影響で交通機関の利用を避けたい人にも薦めたい」と話す。Tシャツや帽子など「自転車が映える」衣料品、雑貨もそろえる。

 東北の衣料雑貨を集めたセレクトショップ「パワーフロムザコースト」はザミラ(丸森町)が手掛ける赤いパンツや、宮城興業(南陽市)の革靴を販売する。

 リニューアルで5階の売り場面積の4割に当たる5店のアパレルが撤退し、4店が入った。中央の売り場は壁を取り外して買い回りを狙う。仙台フォーラスの担当者は「ほかにはないテナントを積極的に取り入れ、メイン客層の20~40代が面白いと思ってもらえる施設にしたい」と話した。