宮城県気仙沼市のお伊勢浜海水浴場に、国内外で活躍する砂の彫刻家保坂俊彦さん(46)=秋田県生まれ=が手掛けた砂の像が登場し、訪れた親子連れらの人気を集めている。

 像は、お伊勢浜に近い景勝地・岩井崎の「竜の松」に着想を得た「龍神像」。保坂さんが3日ほどで制作した。新型コロナウイルス収束の願いも込めたという。高さ約2メートル、重さ約3トン。子どもが竜にまたがるデザインで、迫力ある竜のうろこや爪、笑みを浮かべる子どもの表情が巧みに表現されている。

 19日に親子で訪れた古川一小3年の千坂圭人君(9)=宮城県大崎市=は「目や髪の毛がリアルですごい。アニメのキャラクターみたい」と笑顔で話した。

 像は気仙沼青年会議所が12日に開催予定だったイベントのために制作されたが、雨と強風により中止になった。作品は定着剤で固められており、1カ月ほど楽しめるという。